20年以上前からクロカンで実際に使用してきた材質選定と製作工程‥‥「強度と精度」にこだわりを絞ったオリジナルホイールスペーサー です
オリジナルホイールスペーサー前(28㎜)後(33㎜)+社外貫通ナットテーパー部追加加工
社外製の貫通ナットを使用していますが高確率でネジ部とテーパー部の振れがかなりあるので、ネジ部に合わせてテーパー部分を切削しています
*袋ナットの方が製作工程上の関係でネジ部とテーパー部の振れは無い傾向の様です(貫通させるために加工が必要となります)
材質はS45C-N(熱処理有り)にEP-FE/ZN8/CM1のメッキを施工しています。アルミに比べ加工は大変ですが強度的な部分は最高の品質が保てます。
ハブ径は念の為自車のハブを外径マイクロで計測、計測値を基準に車体側、ホイール側(72.6mm)を公差設定し製作
「材質の強度」をうたっているスペーサーは数ありますが私の場合は スペーサの車体側穴径、アルミ側中心凸部の径、アルミ取付ボルト円周、スペーサーのテーパー部円周、これらの円心度、そして平面度(厚み部)を極力0に近づける製作加工を心がけています。
確認する為に画像測定器で各所円心度、平面度の確認をします
”市販(社外)”のハブボルトを使用しての圧入はあえてしておりません、理由として市販(社外)ハブボルトのネジ部と圧入部(ストレート~スプライン)の製作工程上に出る可能性がある「芯ブレ」があるとせっかくスペーサーを精密製作しても意味が無くなってしまう為と取り付ボルトの強度をJIS最高規格品を使用したい為です
ねじの品質強度にあっては仕事の経験も含め日本製が一番信頼が持てますのでボルト関係は国産のみ選択しています
外周は黒でスプレーしています(見える部分なので)
使用ボルトの規定締め付けトルクの約80%、160N/mで取り付け
私の主観となりますがいろんな方にバネ下荷重が…とよく言われるのですが乗用車用とは使用環境が違いますしそもそも4駆の場合アルミ、タイヤでもかなり重量があります‥‥アルミ製のスペーサーに比べて多少重量は増しますがこの大きなタイヤを扱うにはスチール製が一番安心かと私は思います
order price 2枚1セット ¥38000~ (取付ナットの追加加工有無、スペーサー厚みにより価格は変わります)